クオリティが高い低いの話

世間一般的に、入会・購入を検討してる動画のことを調べる場合、大抵、当サイトのような比較評価、2ちゃんねる、該当動画取扱いサイトに併設したユーザーレビューの内容を確認するはず。

そこで、必ずと言っていいほど出現するフレーズ『クオリティが低い』。

ただ、クオリティが低いと書かれてても、あまりに漠然としすぎてて、いまいちピンとこない人は多いでしょうし、かえって混乱する材料にしかならず、余計に深く悩んでしまう人もいらっしゃると思うんですね。

そこで、あくまでも私の持論というか見解でしかありませんが、少し掘り下げます。

漠然としたクオリティが低い

シンプルに一言だけ、クオリティは低い質が悪いと書かれてる場合、ほぼ、出演女優の容姿レベルの低さを、クオリティが低いに置き換えてるパターンです。

アダルトビデオが爆発的に売れるようになったキッカケ、貴方は知ってますか?

それは、出演女優の容姿が、昔のAVに比べて圧倒的に良くなったから。

当然ですけど、内容<容姿な価値観をしたユーザーの割合が高くなるため、出演障壁の高い無修正ビデオの制作クオリティ(女優容姿レベル)が低いとなってしまう。

国内流通のAVに比べ、無修正ビデオに出演する女優の容姿レベルが低いのは確かです。ただ、なぜ、そうなってしまうのか、明確な理由知ってますか?

その最大の理由は、真性中出しだからです。

国内で流通してるアダルトビデオに、真性中出しを謳う作品は数あれど、その99%は擬似射精と言われてます。

理由は定かではありませんが、個人的な見解としては、アダルトビデオのリリース本数が昔に比べて圧倒的に多くなったことで、単体女優一人当たりの出演本数が相対的に増えてしまうため、妊娠リスクと性病予防を極限まで低減する必要があると認識してます。

AV女優も人間である以上、当然、有限資源です。ようは、本気で中出ししてたら、数(出演本数)をこなせない。

で、ここからが本題。

無修正ビデオの場合、当然、ノーモザイクですから、その膣内射精に誤魔化しが一切利かない。必然と言えますが、上記で触れてる妊娠と性病感染リスクがつきまとうことになるため、その時点で出演女優の数が限られてしまう。

結果として、

  • 引退直前のAV女優
  • AV女優歴が長く、場数を踏んだ大物女優
  • 単体デビューしたものの、鳴かず飛ばずで裏物出演を余儀なくされた女優
  • 単体デビュー不可の烙印を押された無名女優
  • 高額ギャラ目当て(国内向けより1.5倍以上高報酬)

このような結果になります。

ただ、だからと言って、無修正ビデオ全てが真性中出しなのかというと、それは残念ながら。

ギャラの関係もあるんだろうし、頑なに膣内射精を拒否する女優もいるみたいなので、配信動画の全てを、真性中出しフィニッシュにするのは現実的に難しいのでは?

上手く誤魔化してはいますけど、当然のように擬似射精もありますし。

まぁ、私は、純粋にエロければ、なんだってよい価値観なので気にしませんけど。

好みに合わない作品だからクオリティが低い

ユーザーレビューを参照する際、もっとも、参考にならない意見です。

これまで上記で触れてる、容姿レベルが低い=品質クオリティが低いの場合、所詮は、女優の容姿が己の好みに合うか否かの問題ですから、たとえ、他人には合わなくても、自分のツボにさえハマれば問題ありません。

ところが、自分の好みに合わない表現だからという理由で評価を下げてしまうレビューに関しては、基準が曖昧すぎて、まず、参考にならないのが実情と言えます。

例を挙げると、

  • 奥まで突っ込んで中出し or 真偽追求の半中半外
  • 主観映像でフェラ顔を重視 or 多角的なアングルでフェラテクを撮る
  • バックは主観で尻を撮るべき or 喘いでる顔を真正面から撮るべき
  • 連続中出しは即射精すべき or 毎回腰を振って射精すべき
  • セックスは全裸じゃないとダメ or 着衣フェチも良いもんだよ

このように、視聴者それぞれ好みがあります。

まだ、これぐらいは、逆説的に捉えることで己に合うのか判断できますが、問題は、作品タイトルや紹介文に明確に記載してることを否定するレビュー。

  • 着衣ファックと書いてるのに、全裸セックスじゃないからダメ
  • ドラマと書いてるのに、セックスまでに時間が掛かるからダメ
  • ◯◯特集などの局所フェチ動画に、セックス演らないからダメ

早い話が、単なるイチャモンでしかない評価は、まったくもって参考にならないし、購入なり入会を検討する人からすると、混乱の原因にしかならないわけです。

失礼な話ですが、この手のレビューは、ノイズとして無視してしまいましょう。ヘタに参考にしようとすると、間違いなく混乱しか生みません。

参考意見の95%は、1と2に該当します

有料会員全員に言えることですが、職業としてレビューを書いてるわけでもなければ、購入予定者や入会検討者のことを配慮して感想を述べてるわけでもないので、感覚的なことしか書けないのは当たり前です。

例を挙げると、私は大の家電オンチで、テレビの使い方を知りません。

そんな人間に対し、解像度がうんぬん、音響がうんぬん、メニュー画面がうんぬん、他機器とのリンクがうんぬんと講釈されても、チンプンカンプンで訳が分からないだけなんですね。

その代わり、私はコレクターとして16年以上活動してる兼ね合いで、エロビデオの批評に関しては、誰にも負けない知識量と基準値を持ってます。

だけど、家電オンチの話同様、映像構図うんぬん、脚本の不合理性うんぬん、性表現の最適化うんぬん講釈垂れたところで、読者である貴方には、到底、理解できない話になってしまう。

ようは、ユーザーレビューは、商品選定に置いて確実な指標にならないのです。

特に、視覚聴覚情報が商品の映像作品において、他人の感覚というのは、全く参考にならないと言ってもいいでしょう。10人いれば、10通りの見解があります。

大事なのは、他人の意見に流されず、自分一人が満足できれば良しとすること。

皆で集まり、和気あいあいセンズリするならまだしも、普通は、密室一人で黙々とシコシコするわけですから、そこに他人の意見が入り込む余地はありません。

所詮、他人は他人。自分は自分。

結論としては、購入検討商品に対し、何かしらのインスピレーションを感じれば、それだけで十分金銭を支払う価値があるということになります。

他人の意見は、ほどほどに参考にしましょう。

そんな話でした。